英語が苦手な中学1年生が1年でセンター試験7~8割取るまでにやったこと

やっはろー、ひぐらしです。

現在はもうやっていないのですが、過去に中学1年生の英語の家庭教師をしていました。家庭教師の募集サイトに登録していたというわけではなく、焼肉屋でアルバイトをしていたときに、社員さんにお子さんの家庭教師をお願いされて引き受けたという形です。

引き受けた当初の、その子(以降T君とします)の英語の成績は、お世辞にも良いとは言えず、定期テストでも赤点ギリギリの点数しか取れていませんでした。中学1年生のテストでそのような点数なのですから、余程英語が苦手だったのでしょう。

しかし、家庭教師を始めて2ヶ月後のテストで70点くらい、その次のテスト以降は90点くらい、そして約1年後には、センター試験の長文問題の過去問を解かせると7〜8割ほど得点できるようになりました。

今回はT君を教える際に実際に取り入れた学習方法や参考書を、使用した順番に紹介していきます!

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前提

授業時間は週1回90分〜120分でした。

宿題は、最初のうちは1日10分〜15分ほどで終わる量にしました。その後、結果が出てきて英語学習が楽しくなってきたタイミングで1日30分ほどで終わる量を出しました。それでも宿題を全然やっていないときもありました(笑)。

なお、参考書それぞれに取り組んだ期間につきましてははっきりと覚えていないので大体の目安くらいで受け止めておいてください。

開始〜2ヶ月

まず最初に取り組んだのは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』です。

中学3年間で学ぶ全ての文法にそれぞれ10個ずつ日本語文が載っていて、それを英訳していく書籍です。

この書籍では文法の解説はされていないため、私が解説をしながら進めていきました。1回の授業で7個分進めて、1日1つ復習してもらい、次の週の授業の最初にどのくらい定着しているか確認していました。

公立中学校の定期テストで70〜80点を目指すだけであればこの書籍だけでも十分だと思います。文法の解説につきましては、ネットで調べればわかりやすい解説がたくさん出てくるので、それを参考にすると良いと思います。

この書籍の良いところは、勉強している感覚があまりないため、英語が嫌いな人でも取り組みやすいところです。日本語を英語に翻訳するだけなので、ペンを持つ必要がなく、勉強してる感覚はあまりないです。T君もサボったなとわかる週もありましたが、全体を通しては、しっかりと取り組んでくれていたように思います。

この書籍でも説明されていますが、日本語をみて英文が思い浮かばなかったらすぐに答えをみてOKです。何度も繰り返して覚えるようにしましょう。

3ヶ月目〜5ヶ月目

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』を終えたあとに使った参考書は、同じ著者の『みるみる英語力がアップする音読パッケージ』です。

長文というほど長くもないですが、文章自体の難易度が低過ぎず高過ぎずと言った感じで、これから長文を読めるようになるための練習としてちょうど良いと思い、これを選びました。

この書籍も文章の解説がついていないので、ヒントを出しながらできるだけ自力で読んでもらいつつ、どうしても英文の意味が取れないところだけ私が解説していました。

この書籍、というよりも長文の参考書に取り組む際に大切なのは何度も音読をすることです。音声に合わせて音読をするとリスニングの能力も上がるので、長文の参考書を買うときは必ず音声がついているものを購入してください。

主語や動詞などの文章の構造や意味を理解した上で、それらを意識しながら音読をすると爆発的にリーディング力とリスニング力が伸びます

リーディングとリスニングが苦手という方は騙されたと思って音読に取り組んでみてください。ある日、自分の英語力の伸び具合に衝撃を受けるはずです。

また、これと並行して中学校プラスアルファの単語力をつけるために以下の単語帳に取り組んでもらいました。


毎日20個くらい覚えて欲しかったのですが、最初の頃は渋っていました。対策として、授業の中で5分後にテストするから今から20単語覚えてと言い、5分後に実際にテストしました。

結果として18単語覚えていたので、20単語覚えるのなんて5分くらいでできちゃうんだよということをT君自身に実証させて、毎週20個覚えてもらいました。我ながら良いやり方だったなと思います(笑)。

6ヶ月目から8ヶ月目

元々、家庭教師を頼まれた理由が英検4級を取らせて欲しいからだったこともあり、この頃からは英検に向けての勉強を始めました。使った参考書はシンプルに過去問です。

T君が準2級を受けるか3級を受けるか悩んでいたため、とりあえず準2級の過去問を購入しました。準2級を受けても受かるだろうなと思っていましたが、絶対に落ちたくないという気持ちに加え、中学2年の前半ということもあり、3級を受けました。結果的に余裕を持って合格できて、本人も受験した後に「準2級いけたかも」と言っていました(笑)

使い方は以下です。

①文法問題は繰り返し解く

②長文は精読した後に繰り返し音読

③リスニングは音源を使って音読

ライティングとスピーキングにつきましては、すでに瞬間英作文の参考書に取り組んでいたため、3級を突破するくらいの英文は作れるだろうと判断して対策はしていません。過去問や2次試験の流れを眺めたくらいです。

9ヶ月目から12ヶ月目

英検に合格したため、とりあえず最低限の仕事は果たせたかなと思いつつも、T君の将来の選択肢を広げてあげたいという思いもあったため、センター試験で8割取らせようと考えつきました。そのためにチョイスした参考書がこちらです。


『英語長文ハイパートレーニング 標準編』です。T君が取り組んだときはセンター試験レベルという名目だったのですが、標準編に変わっています。センター試験が廃止されるのに名前を合わせただけで中身は変わっていないそうです。

センター試験よりもやや難しめの文章となっているので、いざT君にセンター試験を解かせたときは「簡単かもしれない」と言っていました(笑)

使い方は上述した参考書らと同じで、精読した後に繰り返し音読です。リーディング力をあげるには音読につきます。1回の授業で1つの文章を読み、それを1週間かけて完璧に音読してきてもらうという形で進めていました。

単語帳はこちらを使いました。

大学受験でよく使われている単語帳ですね。これを選んだ理由は特にありません。強いていうなら他のものと比べて少し安かったということくらいです。単語帳はなんでも良いと思います。

この単語帳の1500番くらいまで覚えてもらい、ハイパートレーニングを終わらせた後にセンター試験の過去問の長文のところを解いてもらったところ、1回目で7割程度、2回目で8割程度取ることができました。

文法のところを解かせなかったのは、実用的な英語力を挙げるという観点から考えると効率が悪いためです。大学受験をするのであればどうしても必要になってしまいますが、そういうわけではなかったので重視しませんでした。

まとめ

以上が中学1年生が1年間でセンター試験の長文セクションで8割を取れるようになるまでに取り組んだことです。別に特別なことはしていません。参考書を適切に使用しただけです。

しかし、英会話教室や塾などに通ったりするよりも遥かに効率が良く、圧倒的にコスパに優れています。

私の教えかたが素晴らしかったのではなく、素晴らしい参考書を適切に使用しただけなので、ここに書いてあることに取り組めば誰にでも再現できると思います。問題は、継続できるかどうかにあります。

英語力0から1年でここまで伸びた理由は明白で、私が出した宿題にt君がしっかりと(サボったこともありましたが)取り組んでくれたからだと思います。どんなことにも言えますが、ある程度の期間継続しなければ結果は出ません。

とはいっても、この勉強法は比較的早く成長を自分自身で感じられると思いますので、是非参考にして取り組んでみてください!

なお、センター試験の長文セクションで8割程度取れるようになったあとは、高校3年生でなければ大学受験に向けて勉強するのではなく、TOEIC、TOEFL ibt、IELTSなどの実用的な英語の試験に向けて勉強することをお勧めします。

特に、IELTSとTOEFL ibtは4技能試験で、海外の大学への留学にも使われる試験なので、大学2年生以下であればこれらをお勧めします。IELTSの参考書や勉強法につきましては、こちらの記事で紹介していますのでご参考にしてください!

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